クローン
2019年8月18日最近、中国ではクローンペットが今のトレンドと聞き及びますが、
そもそも1996年7月にイギリスでクローン羊が始めて誕生し、
それから2年後に日本ではクローン牛が誕生して世界中の注目を集めました。
現在は動植物のあらゆる分野での遺伝子組み替えは当たり前の時代になりました。
しかし、人間に対しては賛否ありまして未だ実現していません。
それは、人間の尊厳、家族観の影響等、倫理上の問題が関わって来るからです。
このためにクローン技術を人への適応は医学、生物学の側面からだけでなく、
(倫理、哲学、宗教、文化、法律)等の見地からの側面から十分に考えなければならない必要があると結論ずけられたからです。
特に宗教に於いては日本独自の宗教(仏教観)があり根本から日本の仏教の教えを全否定するからです。
人間は「煩悩があるが故に菩提がある」と言う教えがあり、又、命に限りがあるから
今日の今を一生懸命生きると言う仏教の根本思想があるからです。
人間は未完成が故に向上心が湧いて成長して行くからです。
命に限りあるから尊いし、価値ある悔いのない盛大な人生を生きなければならないのです。
人間は先祖への畏敬の念を抱き先祖あっての己の存在を実感するのではないでしょうか?
成田メモリアルパークは皆様のご来園をお待ち申し上げております。
合掌
瑞隆