お墓に供えるお花選び、迷いませんか?
2019年12月15日お墓参りの際に供花(※)・お線香・樒(しきみ)などお供えするかと思いますが、
その中でも供花のお花選びに迷ったり、お参り用の花束にはよく“菊の花”が入っているけど何故なんだろう?と思ったりしませんか?
※供花(きょうか)(くげ)と読み お供えするお花のことです。
基本的には故人を想い・祈る為に捧げるものになる為、故人が好きだったお花や故人のイメージに合う色のお花、
花言葉から伝えたい想いのお花を選んでみたりするのも良いかと思います。
では、実際にお店に行って供花を選ぶ際にどんなお花を選んだら良いか迷いませんか?
なんとなく、お参り用のお花と書かれている中から選んで購入したり、
当園の供花コーナーのお花を購入したり様々かと思われますが、
販売されている供花の中でもよく目にする“菊の花”選ばれているには理由があるんです。
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供花向けのお花とは...
1.日持ちするお花
2.枯れる際、花ごと落ちないお花
3.毒(どく)や棘(とげ)のないお花
4.香りが抑えめのお花
5.自立できるお花
この5点に合致したお花が“菊の花”なのです。
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お供えしてもすぐ枯れてしまうのはとても残念ですし、
お花の根元から落ちてしまうお花、例えば“椿(つばき)”も不向きです。
毒のあるお花など、棘付きのお花は他にお参りに来た方が供花をお供えする際ケガをさせてしまう可能性がある為、
棘が殺生を思い起こすということで不向きとされていますが、綺麗なお花の為、
どうしてもお供えしたいという場合は棘をあらかじめ取り、危なくないようにすることが必要になります。
毒のあるお花“彼岸花・トリカブト・ジキタリス”など毒を排除できないので別のお花を選びましょう。
香りが強いお花は香りや花粉が多めの為、蜂を引き寄せたり花粉が墓石を痛める要因になるので長期的に飾るには避けたほうが良いお花になります。
自立できないお花とは“朝顔”などつるがあり支えがないと倒れてしまうお花です。
お花選びのご参考に、供花向きのお花をご紹介します。
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●キク科のお花
菊・洋菊・ガーベラ・ひまわり*・ダリア*・コスモス・デイジーなど
切り花用のひまわりは花粉が少ない品種です。
ダリアは毒があるとされていましたが、実は無毒であるとが判明しています。
●リンドウ科のお花
りんどう
●ナデシコ科のお花
カーネーション・かすみ草・撫子(なでしこ)など
●ヒユ科のお花
ケイトウ
●アブラナ科のお花
菜の花・エリシマムなど
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四季折々様々な供花して
故人の方にも四季を感じていただきましょう
また、当園で供花をご購入いただいた方を
対象に、お供え後の枯れたお花を除去する
ワンコインサービスも承っております。
ご購入時に、お気軽にお声かけくださいませ。
皆様のご来園お待ちしております。