皆様、今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでいらっしゃいましたか?
ゴールデンウィークが終わり、5月の第2日曜日は「母の日」ですね。今年は5/12、間もなくです。
「母の日」は、日頃のお母様のご苦労を労い、感謝の気持ちを伝える日として、日本でも長く定着しています。代表的なカーネーションをはじめとするお母様が好きなお花を贈ったり、スィーツや家事に役立つ雑貨や小物、衣類などをプレゼントする方も多いのではないでしょうか。
さて、皆様は「母の日」がどのように誕生したかご存じですか?
【母の日の誕生のお話】
「母の日」は、1907年にアメリカのアンナ・ジャービスという女性が、敬愛する亡き母を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で、参列者に白いカーネーションを贈ったのが起源とされているそうです。
そこから、アメリカ全土に広がり、その後5月の第2日曜日が正式に「母の日」として制定され、奥の国々に広まったそうです。
【白いカーネーションの花言葉】
純粋な愛
亡き母を偲ぶ
私の愛は生きています
尊敬
など
アメリカでは亡き母に感謝の気持ちを込めて、「母の日」にお墓参りをし、白いカーネーションを添えるのがポピュラーになっていますが、最近は日本でも多くの企業や団体が【母の日参り】を推奨し広がりを見せています。
お盆やお彼岸に限らず、「母の日」に亡き母の墓前を訪れ、お好きだったお花やお供物を供えて、日頃の報告や感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
世界の「母の日」はこんな風習があります
【オーストラリア】
オーストラリアでは5月は秋なので、季節の花である菊を子供から母親へ贈ります。母の日は一大イベントで、ホテルやレストランなどでは特別プランは用意されるなど、国中が盛り上がりを見せるそうです。
【エジプト】
エジプトの母の日は3月21日。3月になると母の日のプレゼントに喜ばれる商品が並び始め、イベントが開催される学校も多く、様々な踊りが披露されるなど、国民的なイベントのようです。
【フィンランド】
母の日には、花屋でミニバラを買って、野原でヤブイチゲという野の花を摘んでプレゼントするそうです。
【タイ】
タイの母の日は、タイ・シリキット国王妃の誕生日8月12日。
王妃が誕生した金曜日の色は「水色」と決められていることから、国民は王妃への感謝の気持ちを表すためにこぞって水色の服を着る習慣があるそうです。
贈る花はジャスミンが一般的ですが、水色という事でアジサイもあるようです。