花の便り 蓮(はす)
2022年7月9日今年も早いもので半年が過ぎ、7月に入りました。
これから夏本番に向かい、益々暑さが厳しくなりますので、皆様体調には十分お気を付けください。
さて、今日は園内で咲き始めた蓮(はす)の花のお写真をご紹介させていただきます。
成田メモリアルパークの「夏の池」には、蓮(はす)の葉がぎっしりと敷き詰められていました。
7月~9月に開花期を迎える蓮の花は、午前中に花開き、午後には花びらが閉じてしまいます。
朝、池に向かうと、可憐なピンク色の蓮(はす)の花がそこかしこに咲いていました。
蓮(はす)の花は、朝開きお昼に閉じるそのサイクルが4日間続き、4日目の夕方にはそのまま花びらを落として散っていくそうです。何だか儚いですね。
また、仏教画ではよく仏陀が蓮(はす)の花の上に座っている姿が描かれています。これを蓮華座(れんげざ)と言います。蓮(はす)の花は泥水のような池(蓮田)の中から真直ぐに茎を伸ばし、その先に華麗な花を咲かせます。泥から出てきても泥に汚れることはありません。このことから蓮(はす)の花は清らかさの象徴と考えられ、仏教では神聖な花とされてきたそうです。
そのことから、
蓮(はす)の花言葉は「清らかな心」「神聖」です。
泥の中から出てきて、清らかな美しい花を咲かせる、蓮(はす)の花らしい花言葉です。
まだまだたくさんの蕾が見受けられました。午前中にご来園の際にはぜひ美しい蓮(はす)をご覧になってみてください。(17区入口手前に遊歩道入り口があり、散策いただけます。)