短冊に願いを込めて
2020年7月7日あっという間に今年も半年が過ぎました。
これから夏本番に向け、暑さ厳しい季節となりますが、皆様体調など崩されておりませんか?
さて、成田メモリアルパークでは、今年も七夕飾りを管理棟前に飾りました。
植栽スタッフの方々にご協力いただき、毎年笹を用意してもらいます。
お飾り当日は生憎の強風でしたが…ご来園の皆様にお書きいただいた多くの短冊も飾らせていただきました。
豆知識① どうして短冊に願い事を書くのでしょう?
諸説あるようですが、短冊は薄い木や竹の皮、紙を細長く切って短文の字を書くためのものなので、書道や習字を学んでいる子供たちが文字や和歌の上達を願って短冊に書くようになったと言われています。
他には、昔は紙は高いもので、大事な願い事はその高価な紙に書いていたことが後に紙に願い事を書く風習ができ、それが今の短冊になったという説もあるようです。
豆知識② 短冊の色で叶う願い事が違う?
●青(緑)・・・成長に関する願い「~ができるようになる」など
●赤(橙)・・・感謝に関する願い「いつまでも元気で」など
●黄(茶)・・・人間関係に関する願い「誰かとの関係が上手くいくように」など
●白 ・・・・・規則に関する願い「寝坊をしないように」など
●黒(紫)・・・学業に関する願い「受験や資格試験に合格しますように」など
豆知識③ 願い事を書いた短冊を竹笹に飾るのは何故?
竹は神聖なものとされていたからです。
竹は生命力が強く、真っ直ぐ育ち、繁殖力が強く、寒暖にも強いという事で神聖な力が宿っているとされ、昔から様々な行事に使われてきました。
天高く伸びる竹に吊るす事で、願い事も天に届きやすいとされていた事もあるようです。
皆様の願いが天に届きますように・・・