蓮の花 開花情報
2013年7月2日7月、ついにハスが開花いたしました。
まだつぼみのものも多くみられますので満開になるにはもう少しといったところです。
7月の誕生花であり、夏の季語。今しか見られないというのも貴重ですね。
ところできれいな花を咲かす「ハス」は、昔「はちす」と言われておりました。
形状が蜂の巣に見立てたとされ、「ハス」はその転訛らしいです。
また、ハスの花は仏教とともに伝来し古くから使われてきました。
よく、お釈迦様の台座の花になっています。
一説によるとハスの花が大輪を咲かすには泥水が濃い必要があります。
そのため、泥水を人生におきかえれば、つらいことや悲しいことなどにあてられ、
その中で大輪のうつくしい花を咲かせるためには泥は必要であるということ。
蓮の花とは、まさに人生の中で花を咲かせること、そして、その花の中に身があるのが「悟り」です。
つらく悲しい思いがなければ、人間は悟ることがないのだ、ということをお釈迦さまは教えたかったのだと思います。
その象徴として、蓮の花が台座に選ばれました。
ハスの花は一般的に早朝に咲き、昼ごろには閉じます。
美しいハスの花の観賞なら是非午前中にいらしてください。